再生医療という選択肢が広がる、今の美容医療

こんにちは、FRAISE CLINICで美容看護師を務めております能藤裕気です。カウンセリングルームでお客様とお話をしていると、ここ数年「再生医療」というキーワードを耳にする機会が本当に増えました。ヒアルロン酸やボトックスといった「補う・止める」アプローチとは異なり、ご自身の肌が本来持っている力を呼び覚ます——そんな発想が、美容医療の世界でもすっかり主流になりつつあります。

その中でもよくご質問をいただくのが、「PRPとエクソソームって、何がどう違うのですか?」というお問い合わせです。どちらも再生医療として括られることが多いのですが、実は由来も作用機序もまったく異なるもの。本日はこの二つを、できる限り分かりやすく、けれども大切な部分は丁寧に、比較しながらご紹介させてください。

PRP——ご自身の血液から生まれる、オーダーメイドの再生力

まずはPRP(Platelet Rich Plasma/多血小板血漿)について。少し難しい名前ですが、ごく簡単に申し上げると「ご自身の血液から血小板を濃縮して抽出した液体」のことです。

仕組みをやさしく

私たちの血液には、怪我をしたときに傷口を塞ぎ、組織を修復してくれる「血小板」という成分が含まれています。この血小板には、成長因子と呼ばれる修復のシグナルを出す物質が豊富に詰まっているのです。採血した血液を遠心分離機で丁寧に分離し、血小板が凝縮された部分だけを取り出して、お肌に戻す——これがPRP療法の基本的な流れになります。

施術で感じていただけること

ご自身の血液が原料ですので、アレルギーのリスクが極めて低いことが大きな安心材料です。目の下のくぼみや頬のハリ、首のちりめんジワなど、少しずつ変化が気になる部位にじっくりと働きかけてくれます。効果の実感までには数週間から数ヶ月を要しますが、ゆっくりとご自身の組織が育っていく——そんな静かな再生のプロセスをお楽しみいただけます。

エクソソーム——細胞と細胞の「お手紙」が運ぶ、新しい美容医療

続いてエクソソームについて。こちらは韓国の美容クリニックで一気に広まり、日本でも大変な注目を集めている成分です。FRAISE CLINICにも「韓国で話題のエクソソームを受けてみたい」とご指名でいらっしゃるお客様が本当に増えました。

細胞外小胞とは、何者なのでしょう

エクソソームとは、細胞から分泌される直径わずか30〜150ナノメートルほどの小さなカプセルのこと。「細胞外小胞」と訳されるこの粒子は、細胞同士がやり取りをする際の「お手紙」のような役割を果たしています。中にはタンパク質、脂質、そしてマイクロRNAと呼ばれる遺伝情報の断片が詰め込まれており、受け取った細胞に「もっと元気になって」「コラーゲンを作って」といった指令を届けてくれるのです。

由来によって性格が変わります

エクソソームには、ヒト幹細胞由来・サケ由来・植物由来など、さまざまな原料のものが存在します。クリニックごとに扱っている製剤の由来や濃度が異なりますので、カウンセリングの際には必ず「どの由来のエクソソームか」をご確認いただくことを強くおすすめしております。FRAISE CLINICでも、安全性と有効性を厳しく吟味した製剤のみを採用しております。

二つのアプローチを、並べて比べてみましょう

ここまでお読みいただいて、「結局、何がどう違うの?」と思われたお客様もいらっしゃるかもしれません。整理のために、両者の特徴を並べてみたいと思います。

  • 由来の違い:PRPはお客様ご自身の血液から抽出。エクソソームは幹細胞やサケなど外部由来の細胞から精製されます
  • 主役となる成分:PRPは血小板に含まれる成長因子。エクソソームは細胞間のシグナル伝達を担う小さなカプセルそのもの
  • 施術前の準備:PRPは当日採血が必要。エクソソームは既製の製剤を使用するため採血不要です
  • 効果実感までの時間:PRPはゆっくり数ヶ月かけて。エクソソームは比較的早く、肌質の変化を感じていただきやすい傾向があります
  • 得意分野:PRPはボリュームロスやくぼみに。エクソソームはキメ・ツヤ・毛穴・赤みなどの肌質改善に力を発揮します

どちらが優れている、という単純な比較ができるものではありません。お客様のお肌の状態、お悩みの種類、ライフスタイル、そしてお気持ちによって、ふさわしい選択は変わってまいります。

こんなお客様には、どちらをおすすめするか

実際のカウンセリングで、私がお客様にどのようにご提案しているかを少しお話しさせてください。

PRPが向いていらっしゃる方

目の下のくぼみやクマが長年の悩みで、ヒアルロン酸では満足されなかった方。アレルギー体質で外部由来の成分に不安を感じる方。じっくりと時間をかけてご自身の組織を育てていきたい方。そういったお客様には、PRPのオーダーメイド感と、ご自身由来という安心感が心強い味方になります。

エクソソームが向いていらっしゃる方

肌全体のくすみ、毛穴、ごわつきが気になる方。HIFUやレーザーなどダウンタイムのある施術と組み合わせて回復を早めたい方。採血が苦手な方。大切なイベントの前に、短期間で肌のコンディションを整えたい方。こうしたお客様には、エクソソームの即効性と導入のしやすさがぴったりと寄り添ってくれます。

先日、結婚式を控えたお客様が「どちらを選べばいいか決められなくて」とご相談にいらっしゃいました。お肌を拝見し、お式までのスケジュールを伺って、ダーマペンとエクソソームの組み合わせをご提案したところ、当日は本当に光り輝くようなお肌で臨まれたとお写真をお送りくださいました。選択は、お一人おひとり違っていいのです。

組み合わせることで、相乗効果も生まれます

PRPとエクソソームは「どちらか一方」と選ばなくてはならないものではありません。むしろ、他の施術と組み合わせていただくことで、それぞれの良さがさらに引き立ちます。

たとえばダーマペンやポテンツァといったマイクロニードル施術のあとに導入することで、お肌の深部まで有効成分を届けやすくなります。HIFUやインモードでお肌の土台を引き締めたあとに再生医療で質感を整える、という流れも、多くのお客様にお喜びいただいているアプローチです。

FRAISE CLINICでは、お客様お一人おひとりのお肌とご希望を丁寧に伺った上で、複数の施術を組み合わせたオリジナルのプランをご提案させていただいております。「何を受ければいいのか分からない」というお気持ちこそ、どうぞ遠慮なくお聞かせください。

安全性について、知っておいていただきたいこと

再生医療は素晴らしい可能性を秘めた分野ですが、だからこそ、お受けになる医療機関を慎重に選んでいただきたいと切に願っております。PRPは「再生医療等安全性確保法」に基づき、厚生労働省への提供計画の届出が必要な医療行為です。エクソソームについても、製剤の品質管理や使用方法に関する確かな知識と経験が求められます。

FRAISE CLINICは医療法人鳳應会として、法令遵守はもちろん、院内の衛生管理、使用製剤の選定、施術者の技術研鑽に至るまで、医療機関としての責任を厳しく果たしてまいります。「安心して美しくなっていただく」ことが、何よりも大切な使命だと考えております。

FRAISE CLINICで、あなたに合う再生医療を

PRPとエクソソーム——どちらも、お肌が本来持っている美しくなる力をそっと後押ししてくれる、優しくも力強い選択肢です。情報があふれる時代だからこそ、ご自身の目で、ご自身の肌で、本当に合うものを見極めていただきたい。そのための丁寧なご案内が、私たち美容看護師の役割だと考えております。

札幌・大通にございますFRAISE CLINICでは、まるでホテルのラウンジのような静謐な空間で、ゆっくりとカウンセリングのお時間を頂戴しております。初めての美容医療で不安なお気持ちも、他院での経験を踏まえたご相談も、どうぞ安心してお持ちください。お客様の「なりたい」を、医療の確かさとともに叶えてまいります。

ご予約・ご相談は、公式サイトのご予約フォーム、またはお電話にて承っております。あなたのお肌と、ゆっくり向き合うお時間を、心よりお待ち申し上げております。

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